WindowsXPのサポート期限が切れ、Vistaの期限も切れてしまいましたね。
それでもまだ使用できていましたが、Windows7以降およびIE11にしないとYahoo!のサービスが2018年9月26日以降使用できなくなる警告が表示されています。
Vistaの場合、IE9までなので早急に対応が必要になります。
vistaは健在?
Windows vistaのサポートは2017年4月11日に切れてしまい、XPも2014年4月8日に終了です。こちらのOSの普及率は凄まじかったので使用されている方も、まだまだ残っていると思われます。
一定規模以上のオフィスやパソコンに少し詳しい方は最低でもWindows7に更新をかけていらっしゃるでしょうが、Windows7のサポート期限も2020年1月14日に切れてしまいます。
様々なメディアでサポート期限が切れたOS(XPやVista)を使用するのはセキュリティの観点から非常に危険だ!と言われていますので、なるべく早めにOSをアップグレードする必要があります。
そもそも、未だにXPやVistaを使われている方はご高齢の個人宅や個人事業主の経理用パソコンが挙げられます。
特に後者の自営業で帳簿の管理をしているパソコンの場合、Windows7やWindows10が搭載されているパソコンに変えるとしても
税務・経理・給与ソフト等の入れ替えをするのも億劫なものです。
ならば、まだまだ使えている旧OSで使用したい・・・!新しいパソコンを購入するのもお金がかかるしデータ移行も大変なのだから・・・!
ですが、いくら経理用のパソコン等だとしてもセキュリティが切れてインターネットで危険にさらされている状況はよろしくないので、OSアップグレードをお勧めいたします。
OSアップグレード
今お使いのパソコンをそのまま使用できる方法として、OSアップグレードがあります。
XPやVistaが搭載されたパソコンをそのまま使用できるので大切なデータ移行は必要ありません。ただし念のためバックアップを取っておくのは忘れないでください。
Windows7にアップグレードするのは「有償」ですのでソフトウェアを購入しなければなりません。
プロダクトキーをお持ちであれば、公式サイトのWindows 7 のダウンロードからISOファイルをダウンロードすれば可能です。
ちなみに、Windows7からWindows10にする場合は「無償」です。
Windows10は2016年7月29日に無償アップグレードを終了したのですが、2018年9月時点でもまだ公式サイトで無料アップグレードを公開しています。
参考URL:Windows 10 のダウンロード
USBからOSインストールする方法
全てのプログラムから「cmd」を入力しコマンドプロンプト(管理者権限)を開き、diskpartコマンドを使用します。
diskpartと入力する。
diskpart> list disk
diskpart> select disk 1(diskのリストが出ますので、USBの容量の番号を指定します。)
diskpart> clean
diskpart> create partition primary
diskpart> select partition 1
diskpart> active
diskpart> format fs=fat32(ここで結構な時間を要します。)
diskpart> assign
diskpart> exit
この作業をするだけで、お手元のUSBディスクは綺麗にフォーマットされます。
USBのデータは完全に消去されますので、必要データがありましたら別のところに保存しておきましょう。
フォーマットが終わりましたら、ダウンロードした以下のファイルをUSBにそのまま入れます。
現在使用しているパソコンのOS(XP・Vista)からアップグレードをする場合は、そのままsetup.exeをクリックするとソフトが起動します。
もしも新規にインストールする場合は、BIOS(起動時にF2等を押す)からUSBの起動順位を一番上にして再起動をかけます。
アップグレードの場合はBIOSをいじらなくていいので敷居は低めです。
もっと簡単に済ませたい。という人はアップグレード用DVDを購入するのが手っ取り早いですね。
Windows7へ
USBをフォーマットする。
Windows7のISOファイルを入手する。
プロダクトキーを購入する。
以上の3点が出来れば簡単にOSアップグレードが出来てしまいます。
アップグレード自体の時間は4~5時間程度を見ていただければ可能かと思われます。
ただし、アップグレード後のWindows Update に非常に時間を要しますが・・・
また、作成したOSが入ったUSBのデータは一定期間は削除しない方が良いです。インストール用データとしても使えますので、クリーンインストールやスタートアップ修復にも活用できますので、すぐに削除するのは控えましょう。
無事にWindows7になりましたら、「無料」でWindows10にアップグレードをしてもいいかもしれませんね。
2020年のサポート期限に怯える必要がなくなりますから。
格安パソコン
Windows7にアップグレードをする場合、Amazon等でソフトを購入しなければなりませんが、約10,000円かかります。
それならば、格安のパソコンを購入する、という方法も存在します。
ここ最近の低価格さには毎回驚かされますが、33,000円でノートパソコンが買えてしまう時代になっていますからね。
この場合は、面倒くさいデータ移行をしなければなりませんからご自身のパソコン環境と何がしたいのか?を考えながらご購入なされるといいと思います。
もしも、ご高齢の方やパソコンに疎めの方でしたらお子さん、職場の部下、ご友人に相談するも手かと思います。
ある程度のパソコン知識がある方であれば簡単な作業ですので、PC DEPOT等で修理をお願いするのはもったいないかな・・・?と個人的に思ってしまいます。
まぁ、安全を買う。という面ではいいのかもしれませんけどね。
それでは、良いパソコンライフを...!